AutoCAD の価格は？いろいろな種類があるけどどれがいいの？徹底解説します

国内外問わずトップシェアを誇る 2D/3D汎用 CAD ソフトの AutoCAD。数ある CAD ソフトの中でも、高機能かつ高品質で初心者でも扱いやすいポピュラーな製品です。 そんな AutoCAD ですが、AutoCAD 以外にもたくさんの製品が存在し、グレードによって価格も異なります。 この記事では、AutoCAD にフォーカスを当てて次のような疑問についてまとめます。

• AutoCAD はいくらで購入できる？
• 他の製品と比べてみたい
• 安く使う方法は？
• 操作方法を知りたい

CAD の導入の際にご参考いただければ幸いです。

目次

• AutoCAD の価格

  • AutoCAD とサブスクリプション

• AutoCAD を安く利用するには

  • 無料体験版
  • 学生版

• AutoCAD を始めるには

AutoCAD の価格

AutoCAD とは、Autodesk 社が開発と販売を行う 2D/3D 汎用 CAD ソフトです。 高性能で使いやすいUIや高いカスタマイズ性を持つことで多くのユーザーからの支持を集めています。 CAD を知っている方であれば一度は聞いたことのある AutoCAD ですが、気になるのはその価格ですよね。 まずは価格についてみていきたいと思います。

AutoCAD とサブスクリプション

AutoCAD は、月額 / 1年間 / 3年間 のサブスクリプション契約で購入することができます。 今回は Autodesk 製品で一般的に利用されている、3D/2D に対応した「AutoCAD」と、2D のみに対応した「AutoCAD LT」の２つを比較してみてみましょう。

製品	1ヵ月	1年間	3年間
AutoCAD	￥27,500	￥220,000	￥594,000
AutoCAD LT	￥8,800	￥68,200	￥183,700

AutoCAD と AutoCAD LT を比べるとかなりの価格差があります。AutoCAD LT の1ヵ月サブスクリプションであれば個人でも購入できそうな価格ですね。 これだけの差がありますが、AutoCAD と AutoCAD LT の違いは基本的には 3D 対応しているかどうか、カスタマイズの一部制限、ツールセットの有無のみです。AutoCAD を購入する際は、AutoCAD の機能が本当に全て必要かどうかを考えて購入するとコストが抑えられるかもしれません。

【参考記事】 汎用 CAD は、AutoCAD 以外にも存在します。他の製品とも比べてみると選択肢が広がります。 ・おすすめCADソフト徹底解説！初心者でもここから始めよう

AutoCAD を安く利用するには

AutoCAD は「有償版」「無料体験版」「学生版」の3つのプランがあります。 有償版は先に紹介した通りですが、残りの2つを見てみましょう。

無料体験版

AutoCAD には、1か月間無料で利用できる体験版があります。 AutoCAD に会員登録をすることで、製品版と全く同じ機能を誰でも1か月間利用できます。 導入を考えているときは、まずは体験版から利用してみましょう。

学生版

AutoCAD は、学生であれば3年間無料で利用できる学生版が存在します。 学生版を利用するには、小学校・中学校・高等学・大学・大学院・専門学校・職業訓練校 に所属し、オートデスクの要請に応じて就業状況や履修状況を証明することが条件です。 製品版と同様の機能を3年間利用できるため、筆者も学生時代に利用させてもらいました。 申請はとても簡単で、所属している学校を登録するのみでした。(※数年前)

学生版はアプリケーションのタイトルバーに「学生版」と表示されます。また、学生版で作成した図面は、その図面を印刷したとき紙面に「学生版」と印字されます。 あくまでも学生が学習のために利用するアプリケーションということですね。

AutoCAD を始めるには

AutoCAD の利用方法は当ブログにて紹介しています。 よろしければご覧ください。

【参考記事】 ・【誰でも分かるAutoCADの使い方①】AutoCAD で作図を始めるまでの準備をマスターしよう