DARE で CAD データ変換に失敗するパターンまとめ②(DWG → JWW 編)

2020.08.26 We
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・DARE で変換がうまくいかないときがある
・どういう時に変換失敗となるのか知りたい

・・・こんな疑問はありませんか?
この記事では DARE で CAD データの変換に失敗しやすいパターンを紹介します。アンチパターンを回避し、ぜひ快適な変換ライフをお送りください!

目次

DWG、DXF を JWW に変換するときに失敗するパターン

ハッチングを大量に使っていませんか?

DWG と JWW のハッチングは、データの形式が違います。

そのため、このハッチングを正確に変換することは難しいので、DARE では変換の際に「代わりのオブジェクトに置き換える」という処理を行っています。
しかし、DWG 内に大量のハッチングが含まれているとき、代わりのオブジェクトに置き換える時間がかかりすぎて、タイムアウトでエラーにになってしまうようです。

ここでは、まずはハッチングについてご説明いたします。

そもそも、ハッチングって何?

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ハッチングとは、閉じたオブジェクトを斜線や模様で埋める作図方法のことを指します。

h2

AutoCAD でハッチング機能を利用すると、上図のようなダイアログからハッチングパターンを指定することができます。デフォルトで定義されているパターンを利用したり、自分でオリジナルのパターンを定義することもできます。
どのオブジェクトにどのパターンを適用するかを選択するだけで、ハッチングが適用されます。非常に簡単にハッチングを作成できるため、AutoCAD ではこの機能は絶対不可欠のものとなっています。

ハッチングが大量に含まれているかどうかはどうやって判別するの?

ここでは、弊社が開発している IJCAD 2020 PRO を使ってご説明いたします。
IJCAD は 1 か月間の無料体験版を利用できるので、無料ですぐにハッチングの有無を判別することができます。

AutoCAD 互換の国内ナンバーワン CAD、IJCAD の詳細はこちら

  1. IJCAD を起動します。
  2. 対象の DWG を IJCAD で開きます。
  3. [QSELECT]コマンドを起動します。
  4. 以下のように設定を行います。
    適用先(Y): 図面全体
    オブジェクトタイプ(B): ハッチング
    演算子(O): すべて選択
  5. [OK] を押すと、すべてのハッチングが選択されます。

DWG におけるグラデーションなどの「べた塗」ハッチングは JWW では対応しておらず、密集した大量の斜線に変換されます。そのため、ハッチングの数自体は少ないのにファイルサイズは膨れ上がり、タイムアウトで変換に失敗してしまうことが起こるようです。

一方、あらかじめ線分だけで定義されている「標準ハッチング パターン ANSI31」のようなものは、そのまま線分に変換されるだけなので、ハッチングの数が多くても変換に成功しやすいようです。

ハッチングが大量に使われている図面はどうやって DARE で変換すればいいの?

結論は二つです。

  • IJCAD などの AutoCAD 互換 CAD を使ってハッチングを適度に削除してから変換する
  • DARE Lite を使って変換する

DARE Lite では、お客様がアップロードされた図面を変換する際に、ハッチングがどの程度図面に含まれているのかを把握しています。
ハッチングが多く含まれている場合、特殊な処理を挟んで、ハッチングの容量を軽くするようにしています。ですので、いちいち手動でハッチングを削除する、などという行為を行わなくても、そのまま図面を投げてもらえれば変換が成功します。

結論:DARE Lite を使ってみてください!

DARE Lite はお客様の変換したい要望を実現するために、日々アップデートを続けています。

DARE で変換が失敗したと思われたお客様は、この機会にぜひ一度 DARE Lite をご利用ください。Google アカウントを持っているだけで簡単にログインが可能です。

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