dwg を pdf にオンラインで変換する【無料】
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変換した日 | ファイル名 | 変換先 | ステータス | ダウンロード |
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dwg を pdf にオフラインで変換する方法【体験版あり】
「DWG 図面の確認や印刷をしたいけど CAD を導入する程の事でもない」「CAD が使えない環境でも図面の確認がしたい」・・・という経験はありませんか?
DWG を開くには AutoCAD などの高額な CAD ソフトが必要なため、日常的に CAD 使うユーザーでないと簡単に開くことができません。
そんなときは DARE Toolbox を利用して DWG 形式から PDF 形式へ変換すると、簡単に CAD がない環境でも図面の確認が行えます。
DARE Toolbox なら難しい操作や知識が不要で、最大99枚までの図面を一括変換できます。
DWG, PDF の基礎知識
DWG とは
DWG は、Autodesk 社が策定する図面のファイル形式です。名称は Drawing からきています。AutoCAD とともに、CAD の業界では実質的な標準とされています。
DWG は、図面の仕様が非公開です。そのため、Autodesk 製品および、Autodesk のライセンス製品のみがネイティブ対応となっていました。しかし、現在はソフトウェア開発キット DWG direct によるリバースエンジニアリングで DWG の内部仕様が解析され、DWG に対応する互換CAD製品が数多く存在しています。
PDF とは
PDF は、アドビシステムズが提唱する電子文書に関するファイル形式です。名称は Portable Document Format からきています。
PDF は、PDF ビューアーがインストールされていればどんな環境でも元のレイアウトをほとんどそのままに表示することが可能です。PDF 以外の電子文書(Word, Excel, HTML など)では、対応するソフトウェアをインストールしていても、ソフトウェアごとの設定やマシンの環境に左右される部分が多く、元のレイアウトを保持することが難しいのです。
PDF には「ラスタ」形式と「ベクタ」形式で作られ屋たデータが存在します。
ラスタ形式は、色や濃度の異なる1px の点のみで構成し、1つの複雑な画像を表現します。点を羅列しているため写真などの複雑なデータの表示に強く、拡大縮小に弱いことが特徴です。
ベクタ形式は、数値(座標)で記憶された点と点を繋いで線やカーブを表現します。数値で記憶されているため拡大縮小に強く、複雑な画像を表現することに弱いことが特徴です。
DARE Toolbox で DWG から PDF へ変換する時は、ベクタ形式のデータで出力されます。図面はもともと点や線で表現されたファイルであることからベクタ形式と相性が良く、用紙サイズに影響されず PDF で再現が可能です。
PDF の読み込みに対応しているCADの種類
PDF の読み込みに対応している CAD をご紹介します。ベクタ形式であれば、一部の CAD で図面として読み込みが可能です。ラスタ形式の場合、画像として読み込まれます。
製品名 | 概要 |
---|---|
AutoCAD | CAD 業界では世界的にトップシェアを誇る 2次元/3次元汎用CAD。AutoCAD 2017 より、PDF を読み込んで DWG へ変換する機能が搭載。 |
IJCAD | AutoCAD 互換の国産2次元汎用CAD。IJCAD 2013 から PDF を読みこんで DWG へ変換する機能が搭載されている。 |
DARE Toolbox の利用を始める準備
DARE Toolbox で DWG から PDF へ変換をする為、アプリケーションの準備を行っていきます。
次の手順に従ってライセンスの取得とアプリケーションのインストールを行います。
- DARE Store を開き、DARE Toolbox のライセンスを購入します。体験版ライセンスを購入すると、1週間無料でご利用いただけます。
- 購入が完了すると、DARE Toolbox のインストーラーのダウンロードが始まります。ダウンロードが完了したら、インストーラを解凍し、インストールを行います。
- インストールが完了すると、DARE Worker のライセンス認証画面が起動します。DARE のアカウントを入力し、認証を完了します。
- デスクトップにある DARE Toolbox のアイコンをクリックして起動します。DARE Worker と同じくライセンス認証を完了し、アプリケーションを起動します。
DARE Toolbox で DWG から PDF へ変換する
アプリケーションの準備が完了したら、すぐに DWG から PDF へ変換が行えます。
1. 「変換」タブを開く
DARE Toolbox で DWG から PDF への変換を行うには「変換」タブを利用します。
2. 変換する DWG ファイルを選択する
画面下部の変換スペースに変換したい図面をドラッグアンドドロップします。
デスクトップやフォルダ内にある図面も簡単に選択することが可能です。
また、一度に最大99枚まで(※すべて合わせて 30MB までが推奨)選択が可能です。
3. 変換後のフォーマットを指定する
DWG をどの形式へ変換するのかを指定します。
今回は PDF へ変換を行うため、「PDF」を選択します。
4. PDF の変換設定を行う
続いて、必要であれば PDF の変換設定を行います。
選択した「PDF」の右隣にある「...」アイコンをクリックし、変換設定ダイアログを表示します。
詳細な設定が必要な場合は変更し、「OK」を選択して確定します。
【参考】
・DARE Toolbox オンラインヘルプ - PDF出力
・DARE Toolbox オンラインヘルプ - 出力フラグ設定
5. 変換を行う
「ファイル変換」を選択します。
「出力先フォルダ」に変換された PDF ファイルが出力されます。
出力先フォルダは「フォルダを開く」をクリックすると開きます。
PDF 出力設定
DWG から PDF に変換する時の変換設定を一部解説します。詳しくはオンラインヘルプをご参照ください。
【参考】
・DARE Toolbox オンラインヘルプ - JW入力
・DARE Toolbox オンラインヘルプ - PDF出力
・DARE Toolbox オンラインヘルプ - 出力フラグ設定
用紙サイズを指定
「出力フラグ設定」で[ オブジェクト範囲にズームして出力する ]が設定されている場合に有効となります。 出力時の用紙サイズを指定します。
A4
出力する PDF ファイルのページサイズを 210 × 297 mm に指定します。
デフォルトの値のため、指定をしない場合も A4 サイズで出力されます。
Letter
出力する PDF ファイルのページサイズを 215 × 279.4 mm に指定します。
カスタム
[ カスタム用紙幅と高さを指定 ]から、自由に用紙サイズを指定できます。
カスタム用紙幅と高さを指定
[ 用紙サイズを指定 ]で[ カスタム ]を選択した場合に指定ができます。 PDF のページサイズを指定できます。
解像度
PDF ファイルに出力されるオブジェクトや文字の解像度を指定します。
ベクトル 解像度
ベクトル解像度を指定します。
指定できる最大値は 999 dpiで最大値以上の値を入力した場合、変換時に 999 dpiへ修正されます。
文字やオブジェクトなどに関係があります。
カラービットマップ 解像度
現在このオプションは機能していません。
モノクロビットマップ 解像度
現在このオプションは機能していません。
DARE Toolbox でその他のフォーマットへ変換する
DARE Toolbox では、DWG から PDF への変換のほかにもいろいろな拡張子に対応しています。詳しくは下記の参考記事をご参照ください。
【参考記事】
・DARE Toolbox で DWG から DWG にオフラインで変換する
・DARE Toolbox で DWG から DXF にオフラインで変換する
・DARE Toolbox で DWG から JWW にオフラインで変換する