土木CADとは?汎用CADや建築CADとはどこが違う?おすすめのCADや必要なスキルも解説します

2020 年 08 月 04 日

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CAD は、パソコンを使って作図ができるソフトウェアのことを指します。 一言に CAD といっても、一般的な汎用 CAD から、専門的な 機械 CAD、建築 CAD、土木 CAD など色々な分野に分かれて存在します。 この記事では初心者の方にも分かりやすいように、CAD ソフトの種類や特徴から検定試験まで詳しく解説します。

目次

土木 CAD とは

設計支援システムすなわち「CAD」は、パソコンを使用して図面作成や設計ができるソフトウェアの総称です。その CAD には様々な種類があります。 数ある CAD の中でも「土木CAD」とは、土木設計に特化した専用 CAD です。 土木では、トンネルや公園、都市開発や河川整備土、はたまた道路、歩道橋、橋など人々の生活を便利にするためのものを扱っています。 では、土木 CAD ではどのような図面が作成できるのでしょうか。

土木で扱う図面

土木工事は、その工事内容により必要な図面が異なります。 ここでは、代表的な図面をご紹介します。

設計図目的物の規格寸法と設計施工条件を明確にした図面
参考図入札公告時に参考に提示するための図面
更新変更図施工開始当初の設計図通りに施工を進めることが不適切であると分かった場合や測量や設計が追加で必要となった際に、設計の変更を発注者が行うための作成する図面
施工図設計図ではなく、施工の際必要に応じて任意に作成する図面
完成図設計図や変更設計図などに基づき、目的物の完成状態を表した図面

土木 CAD の種類

土木図面は AutoCAD 等の汎用 CAD か、土木 CAD と呼ばれる専用 CAD で作図することが望まれます。 汎用 CAD は、土木に限らず機械、建築、電気など様々な分野の作図に対応できる汎用的な機能が豊富な一方で、土木 CAD は土木図面を設計する際に必要な専門的な機能が豊富に搭載されています。 この記事では、土木図面の設計ができる CAD をいくつかご紹介します。

AutoCAD

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AutoCAD は国内外でトップシェアを誇る 3D/2D 汎用 CAD ソフトです。 そのシェアの通り、高性能で使いやすいUIを搭載し、カスタマイズ性も高く初心者でも扱いやすい作りとなっています。 AutoCAD はサブスクリプション特典でツールセットの「AutoCAD Architecture」が利用できます。これは、建築 CAD と同様の機能を持つため土木図面の設計にも役立つでしょう。 費用を抑えたい場合は 2D に特化した AutoCAD LT(ツールセットは付きません)、3D モデリングで優れたインフラ設計を行いたいときは専用的な Civil 3D も販売されています。

【参考記事】 ・AutoCAD LTとは? AutoCADとの違いは?機能を比較して分かりやすく解説します

Jw_cad

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Jw_cad は、特に建築業界で高いシェアを誇る無料で使える汎用 CAD です。開発に建築士が関係しているため建築設計に便利な機能が多く、建築汎用 CAD と呼ばれることもあります。

【参考記事】 ・Jw_cad と AutoCAD 何が違うの?これから勉強を始める初心者の方にも分かりやすく解説します

IJCAD Civil

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IJCAD Civil は、AutoCAD 互換である IJCAD の土木向け 2D CAD です。操作方法は AutoCAD と殆ど変わらないまま低コストで専門 CAD が導入できます。

【参考記事】 ・おすすめCADソフト徹底解説!初心者でもここから始めよう

DynaCAD 土木 Plus

DynaCAD 土木 Plus は、DWG 互換である DynaCAD の土木向け 2D CAD です。土木設計に便利なコマンドが豊富で、測点・画地の入力や各種計算計算などが簡単に行えます。

土木CADを利用して働くために必要なスキル

土木業界で CAD を利用して働くには、まずは土木 CAD オペレーターを目指すと良いでしょう。そのためにはどんなスキルを身に付けると良いのでしょうか。

土木に関するの知識

CAD オペレータは、ただ CAD を使ってひたすら図面を描いていくだけ、と思いがちですがそうではありません。土木の設計図を作成する以上、土木に関する知識は必要不可欠です。図面の種類、工法、部品、専門用語や業界特有の習慣等、覚えなくてはならない知識がたくさんあります。 働いてみなくては分からない知識がたくさんありますので、CAD オペレーターとして就職してから、日々勉強していきましょう。

製図に関する知識

CADオペレーターにとって、まず必要なものは製図の知識かもしれません。どの図面にどんな情報が必要なのか、どの手順で作図をしてくのか、記号の意味や部品表の作成方法など製図に関する知識がなくては作図が行えません。 実際に製図をしながら覚えていく方法がおすすめです。

CADを扱う技術

CAD を扱う技術がなくては CAD オペレーターとしては働けませんね。CAD は機能が豊富なため、CAD を使いこなして最短で図面を仕上げるにはそれなりの訓練が必要ですが、これができるようになればますます設計士に重宝される CAD オペレーターになれるでしょう。

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